排卵検査薬とは?

排卵検査薬とは、排卵の直前に起こるLH(黄体形成ホルモン)の分泌の急上昇(LHサージ)を確認するものです。
排卵直前になるとLHの数値が上がります。
排卵はLH濃度がピークになった時から約24時間以内に起こるとされていますので、検査薬によってこのピーク時を知り排卵日を把握します。

強い陽性反応が出たら、その日・翌日・翌々日に2回ぐらいタイミングをとることによって、高い確率で受精する事が出来ます。

排卵日検査薬は妊娠の確率を高めるだけではなく、タイミング法で不妊治療中の方にもお勧めします。

排卵が行われた後、卵子の寿命は12時間から24時間といわれています。
この短かい時間の内に、卵子が精子と出会ったときに、受精へと至ります。
排卵検査薬を用いて排卵の正確な時期を知ることで、受精の可能性を高めることが可能となるのです。

排卵検査薬の使用にあたり

通常、女性は毎月排卵しますが、卵子の受精時間が排卵後24から36時間の間であると言われています。

その為、事前に排卵日を測定することによって、妊娠の確立を高めることが可能となります。
排卵検査を開始するには、自分の生理周期を把握した上で下記一覧表を参照しご利用下さい。

生理
周期
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40
検査
開始日
6 6 7 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23

※例
生理周期が26日の方は、生理開始日から9日目から排卵検査薬を使用して下さい。
生理周期が28日の方は、生理開始日から11日目から排卵検査薬を使用して下さい。
生理周期が31日の方は、生理開始日から14日目から排卵検査薬を使用して下さい。

【生理周期】
生理開始日を第1日目として数え、次の生理開始日の前日までの日数のことを指します。

【検査開始日】
検査開始日とは生理開始日から数えて何日目から排卵検査を開始してよいかを示します。

生理周期が不安定または不明な場合は、検査開始日を医療機関にてご相談下さい。

使用方法

★上記の「排卵周期別測定一覧」を参照し、検査が始まってから排卵検査薬に反応が出るまで 一日一回測定してください。 陽性反応が出始め、排卵が近づいてくるようでしたら、 12時間間隔で一日2回測定することによって、より確実に排卵タイミングを得られます。

★朝一の測定を避け、出来る限り毎日同じ時間帯に測定してください。確実な結果を得るために、 測定前の2時間以内は水分を控えて下さい。 結果は30分以内に判定して下さい。30分を過ぎると無効となります。

【排卵検査スティック】の場合

  • 尿吸収体全体に3秒間尿をかけます。紙コップの場合は5秒間つけます。
  • 尿吸収体を下に向けたままキャップをし、水平な所において1分間待ちます。

【排卵検査紙】の場合

  • MAX線ぎりぎりまで尿に入れ、約10秒間浸します。
  • 判定線が出る部分に尿が吸い上げられたのを確認後、取り出し横にして置きます。

※検査紙を尿に浸す際、検査紙に印刷されている(MAX→太い黒線)ぎりぎりまで浸して、その線を越えないようにご注意してください。

また、MAX線の上に尿が掛かってしまった場合、検査ラインが薄く表示されてしまいますので、MAX線の上に尿が掛からないように注意してください。

★強い陽性反応なら、40秒以内に測定ライン(C・T)を確認できます。
弱い陽性反応や陰性反応なら、5分から10分以内に測定ラインを確認する事が出来ます。

判定結果

10分以内に以下のいずれかの結果を判定してください。
10分以上経過したものは、誤った結果を表示している可能性がありますので判定に使用しないでください。

結果が陽性(LH上昇あり)の場合、24〜48時間以内に排卵されることが予想されます。
この期間は最も妊娠しやすい時期です。

【C:判定線(水分に反応します)、T:テスト線(排卵判定はこのラインで行われます)】

判定結果 結果イメージ 解説
陽性
LH上昇あり
ハッキリとした2本のラインが表示されます。
TラインがCラインと同色の場合、48時間以内に排卵する可能性が高いです。

TラインがCラインより濃い場合、14〜28時間以内に排卵する可能性が高いです。
陰性
LH上昇中
又は
LH下降中
Cラインの1本しか表示されません。

またはTラインが表示されても、Cラインの色より、濃い場合はLHの上昇中、または下降中となります。

排卵日が末だか、過ぎたことを意味します。
検査失敗 赤い線が1本も無いか、Tラインの位置にだけ赤い線が確認される場合、測定が失敗している事を意味します。

新しい検査薬で再検査をお願い致します。

当店で販売しております検査薬は、どの検査薬でも判定結果の読み取り方は同じです。

ただし、体質によって判定結果が分かりやすい検査薬、分かりにくい検査薬がございますので、判定結果が分かりにくいとお感じの方は、ぜひ複数の排卵検査薬をお試しください。

診断上の注意

1. 次の場合、検査結果が陰性になることがあります。

  • 生理周期が不規則
  • 検査開始日を誤った
  • 無排卵の場合
  • 分泌されるLHが低濃度あるいはLHサージが短時間で終了した場合
  • 大量の水分摂取等で、尿中LH濃度が低下したとき
  • 検査の操作が正しくない場合など

2. 次の場合、検査結果が陽性になることがあります。

  • 妊娠中
  • 分娩後
  • 流産後
  • 閉経期:成熟期以降、女性のLH濃度は年齢とともに増加する傾向にあります
  • 人工妊娠中絶後
  • 異常妊娠の場合(胞状奇胎等)
  • HCG産生腫瘍の場合
  • 不妊治療の薬物療法時(hCg製剤等)
  • 内分泌障害の場合
  • 尿が過度に濃縮される等により尿中LH濃度が上昇した場合
  • 検査の操作が正しくない場合など

保管方法

  • 0℃〜30℃常温保存してください。冷凍保存はお避け下さい。
  • 検査精度を保つため、開封後お早めにご使用することをおすすめします。